一行院築地塀の建築データ
- 用途:門・塀
- 宗派:浄土宗
- 所在地:東京都文京区
- 構造:鉄筋コンクリート造
- 工事種別:外構整備工事
- 竣工年:2012年09月
- 備考:築地塀新築、既存塀改修
一行院築地塀の概説
一行院外構整備工事の第一期工事。既存鉄筋コンクリート築地塀改修及び鉄筋コンクリート築地塀新築工事。
既存鉄筋コンクリート築地塀改修工事
施工不良(鉄筋かぶり厚など)による錆・亀裂・剥離・爆裂等が発生していた。既存築地塀の仕上げ塗装を高圧洗浄・剥離剤・ケレンによって撤去し、既存築地塀の亀裂・剥離・爆裂箇所を確認。エポキシ樹脂注入によるクラック補修、錆止め・鉄筋溶接などによるコンクリート爆裂補修、旧色に倣い新規塗装吹付仕上げを施工した。同時に瓦屋根の結線、面戸劣化部分の補修を施工。山門左右塀共長さ12丈余(約36m)。
鉄筋コンクリートの築地塀新築工事
東日本大震災によりブロック塀が崩落したため、新規に鉄筋コンクリートの築地塀を新築施工した。既存コンクリート築地塀に倣い規模・形式・色合い等を決定。地盤改良補強を行い、鉄筋コンクリート打、三引横目地入り、上部顎付き。コンクリート収縮等によるクラック防止のため、縦方向内外共目地入れ。腰石は御影石こぶ出し、腰石下の区道境の狭間石は御影石本磨き仕上げ。一体型桟瓦葺き。内外共塗装吹付け仕上げ。塀長さ10丈余(約30m)。